10.1
2024
仕事はフィルムカメラだった📸
CONI CONI PHOTO WORKS | 写真便り 2024.10.1 #104
残暑厳しい9月もやっと終わり💦
すこし涼しくなってきた?感のある10月が始まりました😊
写真業界は繁忙期。涼しくなってきてくれたおかげで移動中の体が少し軽くなります😉
最近、アナログブームが再来しているらしく、Z世代(1996年から2012年に生まれた世代)が見たこともないラジカセやビデオデッキ、フィルムカメラに
注目が集っており、メーカーはあえてラジカセやフィルムカメラを新しく作って販売をしているようです(先日ペンタックスが新しいフィルムカメラを発売しました)。
僕達の世代(40代)にもアナログブームはありました。そのときはレコード盤が流行っていたことを思い出します😌
いつの時代も昔懐かしいアナログブームはあったんだな〜と回想します。
現在、私達プロのカメラマンはデジタルカメラで仕事をしています。
撮ってすぐに画像が確認できるデジタルカメラ。今では当たり前ですね。
私が初めて仕事を始めた2000年はまだデジタル一眼レフカメラは普及していなくて、フィルム一眼レフカメラで撮影をしていました。
結婚式の撮影中もタイミングを見計らってフィルムを入れ替えながら撮影。タイミングを間違えるとフィルムの枚数が無くなり、、大切なシーンが撮れなくなります😓
当時、駆け出しのカメラマンでしたのでフィルムの枚数のことばかり気にしながら撮影していた記憶があります😅
フィルムカメラは撮影後、フィルムを巻き戻してから、カメラの裏蓋からフィルムを取り出します。撮影後にうっかりフィルムを巻き戻さずに裏蓋を開けてフィルムを感光させてしまい、撮影フィルムを台無しにしたこともありました。。
今考えると、常にフィルムを持ち続け、枚数を気にしながら、撮った画像は確認できずに撮影を進めていたことを考えるとよく仕事でやっていたなと思います。。
そして2003年ぐらいからプロが使えるデジタル一眼レフカメラが一般的に普及し始めました。
今思い出すと当時デジタルカメラを会社から渡されたときは不安だったことをよく覚えています。。
フィルムカメラが主流でしたので、デジタルカメラが果たして仕事に使えるものなのか?ちゃんと写るのか?半信半疑で撮影をしていました。
最初の撮影では会社からテスト撮影という名目でデジタルカメラ1台と予備でフィルムカメラ1台を持たせてもらい、結果ほとんど予備のフィルムカメラで撮影していました。。
撮った後に画像を確認できるのは良いのですが、撮影しながら画像を確認できるものですから、撮影中に明るさやピントなど気になってしまい、、撮影に集中できませんでした。
デジタルカメラに慣れるまで時間がかかったことを記憶しています。。
今となってはフィルムカメラで仕事しようすると同じように不安になるのでしょうね笑
いつの時代も古いものがあれば新しいものがあり、新しいものに順応し、慣れた頃には古いものは一度淘汰され、そしてまた帰ってくる。
不思議な巡り合わせを感じながらも、懐かしいフィルムカメラでまた仕事がしたいという想いがあります。写真は15年以上前に購入したフィルムカメラ。まだまだ現役で撮影できます。アナログブームで価格が当時より10万円も高くなっていました笑
皆様、日に日に涼しくなる秋を感じながら、夏に疲れた体を癒やしてお過ごしください😌
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